2024年4月からスタートした日本語教師の国家資格「登録日本語教員」。
今後、留学生を対象として日本語学校で働くには、この資格が必須となります。
(生活者対象やボランティア、海外の日本語教育機関で働く場合は必須ではありません)
日本語教師としての知識とスキルが問われるこの試験は、独学でも合格を目指せるよう、さまざまな学校が通信講座を提供しています。
完全独学だと行き詰ったり、分からなかったりする事もあると思います。
そこでこの記事では、「登録日本語教員試験」の合格を効果的にサポートしてくれる、おすすめの通信講座を紹介します。
独学でも効率よく学びたい方もは、是非、対策講座の活用も検討してみて下さい。
【こんな人に読んでもらいたい】
- 登録日本語教員試験に合格したい人
- 日本語教師の国家資格の勉強をしたい人
- 日本語教師になりたい人
登録日本語教員試験の難易度

国家資格と聞くと、難しいと身構えてしまう方もいるかもしれませんが、日本語教師養成講座や日本語教育検定試験で学ぶ内容をほぼ同じの様です。
ただ、細かい事まで問われる可能性があるので、きちんと勉強しておく必要があります。
私の知り合いの先生で受験された方は、割と問題数も多く、考える問題もあったとおっしゃっておりました。
登録日本語教員試験対策講座を開講している学校も続々と増えております。
令和6年に行われた第1回の試験では、合格率は62.6%との事です。(参照:文部科学省HP)

対策講座受講のメリット

登録日本語教員試験の受験を検討されている方の中には、現役日本語教師の方や、または現在は別のお仕事をされている方など忙しい方もいると思います。
そんな方は、対策講座を上手に活用して効率よく学習を進めていってみてはどうでしょうか。
メリット①自分のペースで学習できる

独学の最大の魅力は、時間や場所に縛られずに、自分のライフスタイルに合わせて学習を進められる点です。
忙しい社会人の方でも、通勤時間やスキマ時間を有効活用して勉強できますし、得意な科目はサッと進め、苦手な科目はじっくり時間をかけて取り組むといった柔軟な学習計画を立てられます。
メリット②知識を効率よく習得できる

「登録日本語教員試験」の試験範囲は広範にわたります。
通信講座では、試験範囲を網羅したカリキュラムが組まれており、効率的に必要な知識を身につけられます。
日本語学校(日本語教育機関)が作成した教材や講義動画で、学べるので、より理解しやすいです。
メリット③モチベーション維持

「登録日本語教員試験」の試験は年に1回だけです。
また、学習範囲が多岐にわたるため、勉強を続けるのに疲れてしまう事が予想されます。
その点、通信講座であれば、学校によっては、質問できたり、進捗管理をしてくれる学校もあるので、だらけてしまいそうになっても、学習を続けていきやすい環境が作れます。
独学はダメ?
ご自身できちんと管理ができる自信のある方は、参考書を購入し勉強してもよいと思います。
下記の様な本を購入し勉強することもできます。
![]() |
日本語教員試験 対策用語集 | 単行本¥3,080 電子書籍¥2,772 |
![]() |
日本語教育能力検定試験 対策問題集 | 単行本¥2,530 電子書籍¥2,277 |
![]() |
日本語教員試験 まるわかりガイド | 単行本¥2,750 電子書籍¥2,475 |
参考書は数千円ですので、費用を抑えたい人にはおすすめですが、参考書だけだと、頭の中で整理しずらかったり、分からない事が質問できないなどのデメリットもあります。
参考書だけは不安だと感じる方は、登録日本語教員試験対策講座の受講を検討しても良いと思います。
おすすめ対策講座5選

それでは、ここから日本語教師国家資格「登録日本語教員試験」対策講座を5つ紹介します。
どの学校を選んでも、もちろんしっかり学べますが、よりご自身の意向に合った所を選んでください。
ヒューマンアカデミー

ヒューマンアカデミーが提供している通信講座の中に「日本語教員試験対策」というものがあります。
eラーニングで受講料は、41,800円(税込)~ご自身に合ったコースを選択する事ができます。
第一回の試験を受験された先生方が、聴解問題が難しかったと言っておりました。
ヒューマンアカデミーでは、2024年に実施された第1回日本語教員試験の出題傾向をもとに、今後の出題を予想した問題を4セット(各50問・計200問)作成し、十分な演習が可能です。
聴解問題は、独学では限界がある範囲だと思いますので、聴解問題に不安を感じる方にはおすすめです。
\聴解問題を克服したい!/

KEC日本語学院

子どもから大人までの教育事業を展開しているKEC教育グループが展開しているKEC日本語学院では、日本語教員試験試験対策コースがあります。
通学orオンライン(双方向)のどちらか、もしくは併用を選択できます。
校舎は、東京・大阪・京都・兵庫にあるので、ご自宅が近い場合は、通う事も可能です。
3パターンあり、検定対策時間数に応じて受講料が異なります。
①日本語教員試験 対策講座 (90時間/5月開講) ※在籍生・修了生の場合 |
185,200円(税込:203,720円) 142,600円(税込:156,860円) |
②日本語教員試験 対策講座 (60時間/5月開講) ※在籍生・修了生の場合 |
142,600円(税込:156,860円) 123,200円(税込:135,520円) |
③日本語教員試験 対策講座 (30時間/7月開講) ※在籍生・修了生の場合 |
94,500円(税込:103,950円) 76,000円(税込:83,600円) |
KEC日本語学院の講座は、通学で行われている授業をオンラインで参加する事ができるので、通学と同じ状況を自宅で再現でき、質問もその場でできます。
また、繰り返し学習できるように、授業収録動画は24時間配信されます。

東京中央日本語学院
-min.png)
東京中央日本語学院は、国家試験日本語教員試験短期合格パックとして最短3ヶ月で学習できる動画講座を展開しています。
短期間でもポイントを押さえて学習できるよう構成されています。
テキストは584ページに及び、短期間と言っても、しっかり勉強できる内容が盛り込まれています。
\短期間でしっかり勉強!/

アガルートアカデミー
アガルートアカデミーでは、主に司法試験等法律系の難関国家資格を得意とする通信講座を展開しています。
そんな学校ですが、その中に、日本語教員試験・日本語教育能力検定試験講座が新設されました。
この講座では、国家資格「登録日本語教員」試験と日本語教育能力検定試験の2つの合格を目指す事ができます。
どちらの内容もカバーできる様な内容になっています。
また、期限内に合格された場合は、1万円キャッシュバックされます。
講座名 | 内容 | 料金 |
合格総合カリキュラム | 2つの試験合格を目指す | 69,800円(税抜) |
合格総合講義 | 「日本語教員試験」の合格を目指す | 49,800円(税抜) |
日本語教育能力検定試験過去問解説講座 | 「日本語教育能力試験試験」合格を目指す | 34,800円(税抜) |
2025年合格目標の合格総合カリキュラムをお申込みいただいた方で、2025年(令和7年度)の日本語教員試験または日本語教育能力検定試験に合格された場合、合格特典(全額返金・お祝い金1万円)があります。
対象商品・特典内容・特典利用の条件をご確認ください。
\お得に合格したいなら/

資格スクール大栄

資格スクール大栄は、受講生一人ひとりに寄り添い、モチベーション維持などサポート体制が整っている資格取得スクールです。
その中に、登録日本語教員講座があります。
オンデマンド授業ですが、「スキのない学習」を提供しており、「テクノロジー」と「人」のサポートで、合格までの効果的な学習をナビゲートしてくれます。
詳細は、無料の資料請求にて確認できます。
\手厚いサポートなら/

まとめ
この記事では、5つの学校の登録日本語教員試験対策講座を紹介しました。
それぞれ特徴がありますので、資料請求をして比較するなどして、ご自身の希望に合った学校を選んでみて下さい。
学校名 | おすすめ | 受講料 | |
① | ヒューマンアカデミー |
聴解問題を克服したい人 | 41,800円(税込)~ |
② | KEC日本語学院 | 実際の授業にオンラインで参加したい人 | 103,950円(税込)~ |
③ | 東京中央日本語学院 |
短期間でしっかり勉強したい人 | |
④ | アガルートアカデミー | お得に合格したい人 | 38,280円(税込)~ |
⑤ | 資格スクール大栄 |
手厚いサポートを受けたい人 | 資料請求後確認 |
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
