日本語教師養成講座に通おうと検討している人の中には、どの学校が良いのか悩んでいる人も居るはずです。
実際に私が通った学校を決めた際も、数校見学に行ったり、ネットで色々検索したりして決めました。
約50万円という金額を払うので、自分が納得いく学校を選びたいですよね。
今回は、そんな日本語教師養成講座を開講している大手の日本語学校「KEC日本語学院」についてご紹介します。
校舎は、東京(新宿)・大阪(梅田・なんば・枚方)・京都(京都)・兵庫(神戸)にあるので、関東圏、関西圏にお住まいの方には、通いやすいかと思います。
【こんな人に読んでもらいたい】
今後、日本語教師養成講座に通いたい人
どこの日本語教師養成講座が良いか悩んでいる人
KEC日本語学院について知りたい人
日本語教師になりたい人
KEC日本語学院について
KEC日本語学院は、KEC教育グループの一つです。
日本語学校は、平成10年に枚方本校を開校して、その後現在に至るまで、6校の日本語学校を開校しています。
【校舎】
- 東京・新宿校
- 大阪・梅田本校
- 大阪・なんば校
- 大阪・枚方本校
- 京都・京都校
- 兵庫・神戸校
全ての校舎で日本語教師養成講座は開講されていますので、通いやすい場所を選ぶことができます。
KEC日本語学院の評判や口コミ
次に、KEC日本語学院の評判や口コミについて見て行きましょう。
実際に通われた方の意見を抜粋しております。
おはようございます🙇♂️
私はKEC日本語学院を卒業して
フリーランスの日本語教師に
なりました‼️現在 講師歴3ヶ月です。
ここで学んだことが
色々と役に立っています!新しい年 新たなチャレンジ
事前相談も可能ですので!
迷われている方は是非❗️
— kuribonbon (@kuribonbon1) December 14, 2023
KECではとにかく模擬授業がたくさんできます。たくさんの先生方や仲間に支えられながら現場で必要なスキルを学ぶことができますよ!(修了生Yさん・女性)
KEC日本語学院を選んだ理由は、日本語教師の知り合いからのおすすめでした。その方は、KECではない学校で受講されたのですが、その学校では実習経験があまり積めず、再度実習のみKECで受講されました。知識も大切だけど、最後は実践力!と言っていたのが、現場に立ってとてもよくわかります。(修了生Oさん・女性)
どこの学校で420時間を勉強するか(交通費もかかるから近い方が…)と、比較・検討した結果、「KECの演習授業が充実しているので即教壇に立てる」とのことが決め手に(所長の説明も熱かった!)。初級、中上級、実習と本当に充実しており、採用試験での模擬授業もスムーズに行えたと自負しています。(修了生Hさん・男性)
教師を目指すにあたって色んな日本語教師養成講座の情報を収集したのですが、KECが最も実習が多いことに好感を持ちました。そして説明会に行った際にはとても親切に対応してもらい、満足したのを覚えています。(修了生Aさん・男性)
(KEC日本語学院の修了生の体験談から抜粋)
評判や口コミで圧倒的に多いのが、KEC日本語学院の日本語教師養成講座では、実習授業がかなり充実しているという声です。
私自身、日本語教師養成講座を受講して(KEC日本語学院ではないのですが…苦笑)感じるのは、実習授業の大切さです。
ここで、少しでも場慣れをしておくと、実際に授業を教える時に、落ち着いて行う事がしやすいです。
同じ文化庁届出済みの日本語教師養成講座であっても、学校によって実習授業の力の入れ具合は異なります。
日本語教師養成講座を選ぶ際、実習授業の回数・どれだけ充実しているのかなどは検討材料の一つにして良いでしょう。
KEC日本語学院の日本語教師養成講座について
では、次に、KEC日本語学院の日本語教師養成講座の中身について見て行きましょう。
まず、大前提として、KEC日本語学院の日本語教師養成講座420時間コース(新宿校・梅田本校・なんば校・枚方本校・京都校・神戸校)は、文化庁届出受理講座です。
そのため、修了後は法務省告示校で日本語教師として勤務することができます。
日本語教師養成講座を選ぶ際、留学生を対象として学校で働きたいと思われている方は、必ず文化庁届出済みの講座を受講するようにしてください。
もちろん、その分受講費用が高くなる傾向にありますが、文化庁届出済みのではない講座を受講すると、留学生を対象にした日本語学校で教えることができません。
開講講座
KEC日本語学院で開講されている日本語教師養成講座は下記のとおりです。
- 日本語教師養成講座420時間コース
- 基礎理論コース(単科)
- 実践演習コース(単科)
- 教育実習コース(単科)
- 日本語教育能力検定試験対策コース
上記5つ全て通学になります。
ただ、忙しい社会人や主婦の方でも通いやすいよう、通い方が豊富に用意されています。
平日も朝&夕方から選べたり、土日にもコースが開催されています。
途中で、時間変更なども柔軟にできるので、かなり通いやすいと思います。
受講料
KEC日本語学院では、セット受講と単独受講と選ぶことができます。
これから、日本語教師になりたい人はセット受講の方がおすすめです。
単独受講は、日本語教育能力検定試験に合格したい人や、現在既に日本語教師だけれども、スキルアップ等を図りたい人におすすめです。
【セット受講】
入学金 | 20,000円(税込:22,000円) |
(1)420時間+90時間 日本語教育能力検定試験対策コース | 609,300円(税込:670,230円) |
(2)420時間+60時間 日本語教育能力検定試験対策コース | 580,600円(税込:638,660円) |
(3)420時間+30時間 日本語教育能力検定試験対策コース | 552,000円(税込:607,200円) |
(4)420時間コース | 495,300円(税込:544,830円) |
※一般教育訓練給付制度対象講座は、学費の20%(上限10万円)が国から給付金として支給されます。 学費には、受講料他、入学金、教材費も含まれます。
【単独受講】
入学金 | 20,000円(税込:22,000円) |
(1) 基礎理論コース(毎月開講) | 238,000円(税込:261,800円) |
(2) 実践演習コース(1,4,7,10月開講) | 238,000円(税込:261,800円) |
(3) 教育実習コース(1,4,7,10月開講) | 94,500円(税込:103,950円) |
(4) 日本語教育能力検定試験 対策講座 (90時間/5月開講) |
185,200円(税込:203,720円) 142,600円(税込:156,860円) |
(5) 日本語教育能力検定試験 対策講座 (60時間/5月開講) ※在籍生・修了生の場合 |
142,600円(税込:156,860円) 123,200円(税込:135,520円) |
(6) 日本語教育能力検定試験 対策講座 (30時間/7月開講) ※在籍生・修了生の場合 |
94,500円(税込:103,950円) 76,000円(税込:83,600円) |
※日本語教師の資格=420時間コース=「基礎理論」+「実践演習」+「教育実習」です。
最初から、日本語教師養成講座修了後、日本語教育能力検定試験も受験したい人は、セット受講の日本語教育能力検定試験対策コースが付いている物を選ぶと少し安くなります。
割引制度
KEC日本語学院では、割引制度がたくさんあり、上手く活用すれば、正規料金より安くお得に受講可能です。
①早期申込割引制度
入学金20,000円(税込:22,000円) 0円
※詳細な特典該当規定に関しましては、無料個別受講相談や無料合同説明会にて案内されます。
無料個別受講相談に参加して、入学金0円に!
②友人紹介割引制度
KEC日本語学院及びKEC教育グループの在校生、卒業生の紹介で入学される方
入学金20,000円(税込:22,000円) 0円
※入学時期に関係なくいつでも割引対象となります。
③体験セミナー参加割引制度
「日本語教師体験セミナー」に参加された方
入学金20,000円(税込:22,000円) 0円
※入学時期に関係なくいつでも割引対象となります。
日本語教師体験セミナーは、オンラインで頻繁に行われております。
気軽に参加できますので、入学を検討している方で、特典もゲットしたいのであれば、セミナーに参加してみると◎です。もちろん、無料です。
今すぐチェックするKEC日本語学院
④学割制度
大学・大学院・専門学校に通う全ての方(社会人含む)(学生証提示必須)
入学金20,000円(税込:22,000円) 0円
月謝制(利息:0%)、ご利用可能!
※入学時期に関係なくいつでも割引対象となります。
- 各種割引特典、及び他のキャンペーンとの併用不可。
- 上記①~④の特典は420時間コース以上のお申込みに限ります。
様々な方法で、入学金が0円になる特典がありますので、少しでも費用を安くしたい人は、是非利用してみて下さい。
KEC日本語学院の特徴5選
KEC日本語学院の日本語教師養成講座の特徴を見て行きましょう。
他の学校との比較して、ご自身が気に入った学校を選ぶと良いです。
①圧倒的な就職率
KECでは455名以上が国内外で就職決定(対象期間2019.1~2021.1)しています。現在、関西の日本語学校の実に90%以上の学校でKEC修了生が活躍しています。
日本語教師養成講座が修了したら終わりではなく、日本語教師として就職するまできちんとサポートしてくれるのは、とてもありがたいですよね。
②少人数指導
1クラス12名と少人数制で養成講座は行われます。
私が通っていた日本語教師養成講座では、1クラス最大20名いた時がありました。
このクラスは、3か月だけでしたので、あまり気にはなりませんでしたが、今思えば、少人数の方が、養成講座の先生にも質問がしやすかったり、もっとクラスの人と密にコミュニケーションが取れたと思います。
当たり前ですが、クラスの人数が多ければ、その分目が行き届きにくくなりますし、模擬授業の順番があまり回ってこない等のデメリットもあります。
③50~75回以上の演習・実習体験で実力養成を保証
はっきり言って、この回数、以上です(笑)
こんなに多く演習や実習ができる学校は無いと思います。
私が通っていた学校では、模擬授業・教育実習全て含んでも30回やったかどうかぐらいです。
倍以上も行っていると考えると、養成講座受講中は、割と教案作りに追われて大変だと思いますが、正直かなり身に付くでしょう。
これは、本当に驚異的な回数です!
④柔軟なスケジュール対応
420時間コースの修了まで、最短で半年、最長で3年間の個別プランが可能です。
曜日・時間帯振替受講、拠点校振替、欠席時DVD補講、分割・分納システム、割引制度、3年間無料再履修制度、採用試験直前チェックなど、仕事で忙しい方や遠距離通学の方にも良心的な対応をしてくれます。
⑤日本語教育能力検定試験対策も充実
日本語教師養成講座だけでなく、日本語教育能力検定試験対策コースにも力を入れています。
期間を2期に分け、基礎理論から検定対策まで、しっかりと学んでいくことができます。
検定試験の合格も目指す人にとっては、嬉しい事ですね。
KEC日本語学院の修了生は、日本国内だけでなく、海外でもたくさん活躍されています。
【世界55か国で活躍中】
アイルランド・アメリカ・アルゼンチン・アルメニア・イギリス・インド・インドネシア・ウズベキスタン・ウルグアイ・エジプト・エルサルバドル・オーストラリア・カナダ・韓国・カザフスタン・カンボジア・キルギス共和国・コロンビア・ザンビア・シリア・シンガポール・スウェーデン・スペイン・スリランカ・セネガル・タイ・台湾・中国・ドイツ・トルクメニスタン・トルコ・ネパール・パラグアイ・ブータン・フィリピン・ブラジル・フランス・ブルガリア・ベトナム・ベナン共和国・ペルー・ポーランド・ボリビア・香港・マダガスカル・マレーシア・ミクロネシア・ミャンマー・メキシコ・モロッコ・モンゴル・ラオス・ルーマニア・ロシア・日本
この様な事を踏まえると、受講生の層も、海外志向の方多めなのだと思います。
一般教育訓練給付制度について
KEC日本語学院では、一般教育訓練給付金を受給することができます。
対象コースは「セット受講」のコースのみとなりますが、条件に当てはまれば、学費の20%(上限10万円)が国から給付金として支給されます。
詳しくは、学校に問い合わせてみて下さい。
ご自身でも事前に内容を知りたい方は、下記のサイトを参考にしてみて下さい。
KEC日本語学院の求人
KEC日本語学院では、独自の日本語教師求人サイトを持っています。
掲載されている学校は、京都・兵庫・和歌山・埼玉・大阪・奈良・東京・沖縄となりますが、常勤講師・非常勤講師ともに豊富な求人情報があります。
更に、KEC日本語学院では、日本語教師養成講座を担当する日本語教師の募集が通年あります。(参照:KEC日本語学院 非常勤講師 求人情報)
こちらは、新しく日本語教師になりたいという方を応援するベテラン日本語教師の方向けの内容ですので、ご注意ください。
まとめ
今回は、東京・大阪・京都・兵庫で通える日本語教師養成講座を持つKEC日本語学院について詳しくご紹介しました。
何よりも、演習・実習の回数が半端なく多いので、経験をたくさん積みたい、養成講座受講中は、少し大変でも頑張りたい、という方には、おすすめの学校です。
気になる方は、まずは無料個別受講相談に参加して、より詳しい情報をゲットしてみて下さい。
実際に学校に行ってみると、より具体的なイメージがついたり、自分に合っているのか、確認することができます。